宮崎県内線区利用 コロナ前水準 JR九州、油津-志布志は低迷続く

AI要約

20日、JR九州が2023年度の線区ごとの利用状況を公表。大半の路線では、新型コロナ禍の影響がなくなり、19年度並みの利用が戻った。

しかし、日南線では長期運休後、利用低迷が続く状況。油津-志布志の路線は3年ぶりに公表対象となり、厳しい現状が浮き彫りとなった。

肥薩線の人吉-吉松を除く4路線9線区が対象となっており、各路線の輸送密度が示されている。

 JR九州は20日、2023年度の線区ごとの利用状況を示す輸送密度(1キロ当たり1日平均乗客数)を公表した。本県関連は運休が続く肥薩線「人吉―吉松」を除く4路線9線区が対象で、大半の線区で新型コロナ禍の影響がなかった19年度並みに戻った。一方、日南線は長期運休がなく3年ぶりに公表対象となった「油津―志布志」で利用低迷が続くなど、厳しい状況が改めて浮き彫りとなっている。