iOS 18では事故や緊急時にオペレーターとのライブ動画共有が可能に

AI要約

iOS 18から、緊急SOSサービスが大幅にアップグレードされ、911のオペレーターはビデオ通話が可能になる。

この機能は緊急状態をオペレーターに明確に伝える役に立ち、医療的な緊急度の判断や救助の方法を確認できる。

Appleがユーザーの安全のための機能を導入した初めての取り組みであり、盗難デバイスの保護機能も重要なアップデートだった。

iOS 18では事故や緊急時にオペレーターとのライブ動画共有が可能に

いざというときに絶対使える機能。覚えておくと良さそう。

iOS 18から、緊急SOSサービスが大幅にアップグレード、911(アメリカの緊急電話番号)のオペレーターは、緊急時のビデオ通話が可能になります。あれ、むしろこれ今までできなかったんですね?

WWDCで発表された機能の1つでしたが、多くの新機能発表の中で埋もれてしまったのかもしれません。

9to5Mac によると、911のオペレーターは、あなた(通報者)に対しライブビデオの共有、またはカメラロールからの録画ビデオの提供を要求することが可能になります。この機能を使うには、当然安定したインターネット接続環境が必要です。

この機能は緊急状態をオペレーターに明確に伝えるのにとても役に立ちますね。オペレーターは実際にどれだけ深刻な状況なのかを動画で確認できるので、医療的な緊急度の判断、救助が到着した際の場所の特定など。最適な方法を確認することができます。

CNETによると、アメリカでビデオ通話機能を提供する緊急プラットフォームは、「RapidSOS」と「Prepared」の2つです。「RapidOS」は、この機能を秋から無料で使えるようになると発表、このサービスはアメリカの人口の99%をカバーしているとのことです。

Apple(アップル)がユーザーの安全のための機能を導入したのはこれが初めてではありません。今年初めにリリースされたiOS 17.3の盗難デバイスの保護機能も、非常に重要なアップデートでした。この機能は、他の誰かがあなたの電話を手にしても、アカウントやデバイスに致命的な変更を加えられる事態を防ぐことができます。