WindowsのエクスプローラーでAndroidスマホとワイヤレスのファイルアクセスが可能に、Windows Insidersで提供開始
マイクロソフトは、Windows 11のエクスプローラーからAndroidスマートフォンのデータをワイヤレスで閲覧やコピー、削除ができる機能を提供開始した。
Android端末のメディアを含むファイルとフォルダをワイヤレスでブラウジング可能。ファイルの閲覧やコピー、 Androidへの転送、削除など、エクスプローラーで直感的に操作。
スマートフォン側はAndroid 11以上で、パソコンはWindows 11であることが条件。削除したAndroidファイルはゴミ箱フォルダに移動し、30日後に自動削除。不具合も確認されている。
マイクロソフトは、開発中の機能などを試せる「Windows Insiders」で、Windows 11のエクスプローラーからAndroidスマートフォンのデータをワイヤレスで閲覧やコピー、削除などができる機能の提供を開始した。
今回の機能では、Android端末のメディアを含むすべてのファイルとフォルダをワイヤレスでブラウジングできるようになる。ファイルの閲覧やWiodnwsへのコピー、Androidへのコピー、ファイル名の変更や移動、削除など、エクスプローラーで直感的に操作できる。
スマートフォン側の利用条件は、Android 11以上で、「Link to Windows」のベータ版アプリ（バージョン1.24071以上）が利用できる機種。一方、パソコンは、Windows Insider Programに登録されているWindows 11で、4つのInsider Channelsのいずれかに参加している場合となる。
提供されていれば、パソコンの設定から「Bluetoothとデバイス」からスマートフォンに接続すると、「エクスプローラーにAndroid端末を表示するための案内」が表示される。表示されない場合は、まだ提供されていない。
なお、同機能では、パソコンからAndroidのファイルを削除すると、Androidに追加される新しいゴミ箱フォルダに移動され、30日後に自動削除される。提供当初は、これが5日間残るようになっているといい、今後のアップデートで改善される。また、Androidのゴミ箱フォルダがパソコンから見られなかったり、ファイル操作がAndroidに反映されない不具合を確認しているという。
