Geminiの応答速度アップ 「Flash」が無料ユーザーに拡大

AI要約

Googleは、生成AIサービス「Gemini」において、応答速度の速さにこだわった「Gemini 1.5 Flash」が無料版のユーザーでも使えるようになったと発表した。Web版とモバイルアプリ版にて、すべてのGeminiユーザーに適用されている。

「Gemini 1.5 Flash」は高速なレスポンスと高品質な応答が特徴で、無料版ユーザーでも利用できるようになった。推論と画像の分析・理解が改善されたほか、コンテキストウィンドウは4倍の32Kトークンに拡大され、長い文章の会話が可能になっている。

近日中には、Google Drive経由やデバイスから直接ファイルをアップロードする機能が追加される予定。

Geminiの応答速度アップ 「Flash」が無料ユーザーに拡大

Googleは、生成AIサービス「Gemini」において、応答速度の速さにこだわった「Gemini 1.5 Flash」が無料版のユーザーでも使えるようになったと発表した。Web版とモバイルアプリ版にて、すべてのGeminiユーザーに適用されている。

「Gemini 1.5 Flash」は高速なレスポンスと高品質な応答が特徴で、無料版ユーザーでも利用できるようになった。推論と画像の分析・理解が改善されたほか、コンテキストウィンドウは4倍の32Kトークンに拡大され、長い文章の会話が可能になっている。

近日中には、Google Drive経由やデバイスから直接ファイルをアップロードする機能が追加される予定。

「Gemini 1.5 Flash」は、40以上の言語と230カ国・地域に対応する。

■ ハルシネーション対策や10代への提供

Geminiにおけるハルシネーション対策は引き続き行なわれている。ハルシネーションとは、事実とは異なる嘘の情報を、あたかも本当であるかのように出力してしまう生成AIの現象。Geminiでは新たな対応として、一部の国の英語プロンプトに対応する回答では、関連リンクを表示して外部のWebサイトにアクセスできるようにする。これにより、Geminiが回答する内容がWeb上で裏付けられているか検証しやすくなる。

10代のユーザーにもGeminiの利用を開放する。来週に対応される見込みで、40以上の言語が対象。自分のGoogleアカウントを管理できる最低年齢条件を満たした10代のユーザーは、Geminiにアクセスして、教科の学習でより理解を深めるために使ったり、クリエイティブなプロジェクトのサポートに使ったりできるようになる。

Googleでは、10代のユーザーが安全に利用できるよう、追加のポリシーとセーフガード、新たなAIリテラシーガイドも導入する。