日立ソリューションズ、業務を自動化する「Copilot Studio」の導入支援サービスを開始

AI要約

日立ソリューションズは、Microsoft Power Platformの導入支援にCopilot Studio導入支援サービスを追加し、業務アプリケーションをローコードで開発する取り組みを発表。

Copilot Studioは、Microsoft Copilotを活用した生成AIアシスタントで、チャットボット構築やデータ連携が可能である。

企業のDXにおいて、Azure OpenAI ServiceとMicrosoft Copilotの活用を支援し、業務革新や先端技術の導入を推進する取り組みを行っている。

日立ソリューションズ、業務を自動化する「Copilot Studio」の導入支援サービスを開始

 日立ソリューションズは、業務アプリケーションをローコードで開発する「Microsoft Power Platform」の導入支援に、生成AIアシスタント「Microsoft Copilot」を活用した「Copilot Studio」導入支援サービスを追加して開始すると発表した。

 日立ソリューションズは、業務アプリケーションをローコードで開発できるマイクロソフト社の「Microsoft Power Platform」(以下、Power Platform)の導入支援メニューに、自社に最適化させたチャットボットを構築し業務を自動化する「Microsoft Copilot Studio」(以下、Copilot Studio)導入支援サービスを追加し、7月26日から提供を開始すると発表した。

 Copilot Studioは、文章の作成や要約、データ分析など日常業務で利用できる生成AIアシスタント「Microsoft Copilot」をカスタマイズできるサービス。Power Platformとの連携により、社員や顧客をサポートするチャットボットの構築やワークフローの起案、社内外のシステムとのデータ連携が可能になるという。

 企業では生成AIを自社のシステムに組み入れ、業務革新や生産性向上を図る動きが加速している。日立ソリューションズはマイクロソフト社とのグローバルなパートナーシップやインド拠点のAIを得意とする開発チームの活動を通じて、先端技術の調査や習得、活用を進めてきた。

 今回の発表により、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)で重要なローコード開発において、「Microsoft Azure OpenAI Service」(以下、Azure OpenAI Service)の活用に加え、Microsoft Copilotの活用も支援することになる。

 他システムと連携した高度な開発にも対応し、マイクロソフトや日立グループと連携して、生成AIなど先端技術を活用したDXを推進することで、企業経営や社会のサステナビリティ・トランスフォーメーションに貢献していく。

 日立ソリューションズの代表取締役社長である山本二雄氏は、「生成AI技術の進展により、業務の効率化や自動化が急速に進んでいます。今回のCopilot Studio導入支援サービスにより、多くの企業がこの先端技術を手軽に導入できるようになり、競争力の強化に繋がることを期待しています」とコメントしている。

 価格はスターターパックが165万円(税込)から。独自のコパイロットの構築支援サービスは個別見積もりとなっている。