日立ソリューションズ、「Copilot Studio」で生成AI活用の業務アプリを開発支援するサービスを提供

AI要約

株式会社日立ソリューションズが、Microsoft Power Platformに自社最適化のチャットボットを構築し、業務を自動化するサービス「Microsoft Copilot Studio」を提供開始。

Copilot Studioは、Microsoft Copilotをカスタマイズして業務効率化を支援。ローコード開発やDX推進に活用可能。

サービス価格は、スターターパックが165万円から。顧客独自のコパイロット構築支援サービスも提供。

日立ソリューションズ、「Copilot Studio」で生成AI活用の業務アプリを開発支援するサービスを提供

 株式会社日立ソリューションズは25日、業務アプリケーションをローコードで開発できる「Microsoft Power Platform(以下、Power Platform)」の導入支援メニューのラインアップに、自社に最適化させたチャットボットを構築し、業務を自動化する「Microsoft Copilot Studio(以下、Copilot Studio)」導入支援サービスを追加し、7月26日に提供開始すると発表した。

 Copilot Studioは、文章の作成や要約、データ分析など日常業務で手軽に利用できる生成AIアシスタント「Microsoft Copilot」をカスタマイズできるサービス。Power Platformとの連携で、社員や顧客をサポートするチャットボットの構築やワークフローの起案、社内外のシステムとのデータ連携ができる。

 日立ソリューションズでは、企業のDXで重要なローコード開発において、「Microsoft Azure OpenAI Service(以下、Azure OpenAI Service)」の活用に加え、Microsoft Copilotの活用も支援する。他システムと連携した高度な開発にも対応するとともに、マイクロソフトや日立グループと連携して、生成AIなど先端技術を活用したDXを推進し、企業経営や社会のサステナビリティトランスフォーメーションに貢献していくとしている。

 Microsoft Copilot Studioに関する導入支援サービスでは、顧客が生成AIを活用した業務効率化に着手できるよう、初動の支援を行う。スターターパックとして、Copilot Studioの導入時の環境構築とハンズオントレーニングを実施する。

 さらに、顧客独自のコパイロットの構築支援サービスとして、要望に合わせて、Copilot Studioを利用した既存の業務システムとの連携や、カスタムプラグインの開発などを支援する。自社に最適化されたコパイロットを使いこなして、高度な業務効率化ができるよう、日立ソリューションズが培ってきたノウハウを生かして、検証と実装を行う。

 サービスの価格は、スターターパックが165万円(税込)から。顧客独自のコパイロットの構築支援サービスは個別見積もり。