火星に雪だるま?–探査車「パーサヴィアランス」が発見

AI要約

探査車Perseveranceが火星で雪だるまのような岩石を撮影

Perseveranceは水の存在に関する証拠を探しており、さまざまな興味深い地形を発見

過去の火星の大気が表面に水が存在する可能性を示唆

火星に雪だるま?–探査車「パーサヴィアランス」が発見

火星で活動を続ける探査車(ローバー)「Perseverance」が雪だるまのような岩石を撮影した。7月13日に発表された。

 2021年2月に火星に着陸したPerseveranceは、ジェゼロクレーターで火星の水の存在に関する証拠を探している。これまでも、火星でさまざまな興味深い地形を発見している。

 火星での滞在日数が1208火星日(かせいじつ、sol)となった7月13日にPerseveranceが発見した岩石は、右側の「Mastcam-Z」カメラで撮影されたものだ。Perseveranceはマストの高い場所に、2台の同カメラを搭載している。

 気温が大きく変化する火星で本物の雪だるまが存在する可能性は、極めて低い。過去の火星の大気は現在のように薄いわけではなく、表面に長期間水が存在することができた可能性がある。