# 宇宙探査

探査機ジュノー、衛星イオの溶岩湖を赤外線で観測
1時間前

探査機ジュノー、衛星イオの溶岩湖を赤外線で観測

木星の衛星イオはガニメデやカリストほど大きくはありませんが、火山活動が活発な天体です。NASAの木星探査機ジュノーは昨年、そんな衛星を赤外線観測機器で観測。その時のデータから、イオの溶岩湖と火山活動についてわかったことが論文にまとめられ、先月末に発表されました。イオ

月や火星で建物を“育てる”? NASAが菌糸体の利用を研究するプロジェクトに助成金を支給
1時間前

月や火星で建物を“育てる”? NASAが菌糸体の利用を研究するプロジェクトに助成金を支給

ベセスダ・ソフトワークスのRPGシリーズ「The Elder Scrolls(ジ・エルダー・スクロールズ)」には、テルヴァンニ家というダークエルフの大家が建物として利用している巨大に育てられたキノコが登場します。大きく広がった傘の下、くり抜いたキノコの柄の中に住むエルフと聞くといかにもファンタ

もしも「地球外生命」が見つかったら…原始地球で繰り広げられた「生命誕生のシナリオ」は、どう塗り替えられるのか
4時間前

もしも「地球外生命」が見つかったら…原始地球で繰り広げられた「生命誕生のシナリオ」は、どう塗り替えられるのか

「地球最初の生命はRNAワールドから生まれた」圧倒的人気を誇るこのシナリオには、困った問題があります。生命が存在しない原始の地球でRNAの材料が正しくつながり「完成品」となる確率は、かぎりなくゼロに近いのです。ならば、生命はなぜできたのでしょうか?この難題を「神の仕

じつは、ここ20年ほどで「海のある天体」は、次々と見つかっている…「地球外生命の発見」が、一気に現実味を増した「衝撃的な発見」
4時間前

じつは、ここ20年ほどで「海のある天体」は、次々と見つかっている…「地球外生命の発見」が、一気に現実味を増した「衝撃的な発見」

「地球最初の生命はRNAワールドから生まれた」圧倒的人気を誇るこのシナリオには、困った問題があります。生命が存在しない原始の地球でRNAの材料が正しくつながり「完成品」となる確率は、かぎりなくゼロに近いのです。ならば、生命はなぜできたのでしょうか?この難題を「神の仕

月を目指すも、失敗に終わったミッションの歴史
15時間前

月を目指すも、失敗に終わったミッションの歴史

失敗を重ねながら進歩してきた。人類は何千年にもわたって月を永遠に手の届かない場所として見ていましたが、20世紀のテクノロジーによって探査機や着陸船、さらには人類までもようやく月に降り立つことができるようになりました。それにもかかわらず、歴史に刻まれた出来事から最近の

「水」の痕跡があった…! 「大気」が似ていた…! 今も地球からもっとも遠くを飛ぶボイジャーが、地球を沸かせた「衝撃的発見」
2024.07.02

「水」の痕跡があった…! 「大気」が似ていた…! 今も地球からもっとも遠くを飛ぶボイジャーが、地球を沸かせた「衝撃的発見」

 「地球最初の生命はRNAワールドから生まれた」 圧倒的人気を誇るこのシナリオには、困った問題があります。生命が存在しない原始の地球でRNAの材料が正しくつながり「完成品」となる確率は、かぎりなくゼロに近いのです。ならば、生命はなぜできたのでしょうか?  この難題を

【世界初】中国が成功させた「月の裏側」への着陸とサンプル採取(動画付き)
2024.07.01

【世界初】中国が成功させた「月の裏側」への着陸とサンプル採取(動画付き)

6月25日、中国の無人月面探査機「嫦娥(じょうが)6号」が地球に帰還。【ニューズウィーク日本版編集部】月の裏側に位置する南極エイトケン盆地で採取した岩石などのサンプルを収めたカプセルが、内モンゴル自治区の砂漠地帯にパラシュートで落下した。月の裏側のサンプル収集は世界

月面着陸機スリム応答せず 4度の復活成し遂げ、運用終了へ JAXA
2024.07.01

月面着陸機スリム応答せず 4度の復活成し遂げ、運用終了へ JAXA

 日本初の月面着陸を果たした実証機「スリム」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は「今後通信できる可能性は低い」とし、活動を終了したとの見方を明らかにした。今年1月に着陸後、機体の太陽電池で発電できない夜に3回耐えるなどして、4度もの復活を繰り返してきた。既に目的としていた観測は終えてい

45億年前の隕石くずでレゴブロックを3D印刷→月で基地を建てる
2024.07.01

45億年前の隕石くずでレゴブロックを3D印刷→月で基地を建てる

レゴリスのレゴです。科学技術の進歩で人類は宇宙へ飛び出すことが可能になり、近年は月面や火星の探査だけでなく移住計画も考えられています。移住すると現地で基地や住居やロケット発射台などの建造物が必要。でも資材はどこから?という話になりますよね。ESA(欧州

中国の月探査機「嫦娥6号」が月の裏側で採取したサンプルは1935.3グラム
2024.06.29

中国の月探査機「嫦娥6号」が月の裏側で採取したサンプルは1935.3グラム

中国国家航天局(CNSA)は2024年6月28日付で、地球へ帰還した中国の月探査機「嫦娥6号(Chang’e 6)」が月の裏側で採取したサンプルの引き渡し式を開催したと発表しました。発表ではサンプルの重さは1935.3グラムとされています。【最終更新:2024年6月28日12時台】

月の裏側で採取 サンプルの重さは約2キロ 中国の宇宙当局が発表
2024.06.29

月の裏側で採取 サンプルの重さは約2キロ 中国の宇宙当局が発表

 中国の宇宙当局は世界で初めて月の裏側から持ち帰ったサンプルについて、重さが約2キロであることを明らかにしました。 5月、海南島から打ち上げられた無人探査機「嫦娥6号」は、月の裏側で土壌や岩石などを採取し、25日に内モンゴル自治区の草原地帯に着陸しました。 中国国家

月の裏側から試料1935・3g持ち帰る…中国の無人探査機「嫦娥6号」
2024.06.28

月の裏側から試料1935・3g持ち帰る…中国の無人探査機「嫦娥6号」

 【ウランバートル=出水翔太朗】中国国営新華社通信は28日、月の裏側で土壌を地球に持ち帰った中国の無人探査機「嫦娥(じょうが)6号」が、1935・3グラムの試料を持ち帰ったと発表した。月の裏側から試料を持ち帰ったのは世界初で、中国は今後、試料の分析を本格化させる。 嫦娥6号は25

【世界初】月の裏側で採取のサンプル 重さは約2キロ 中国宇宙当局
2024.06.28

【世界初】月の裏側で採取のサンプル 重さは約2キロ 中国宇宙当局

中国の宇宙当局は、世界で初めて月の裏側から持ち帰ったサンプルについて重さがおよそ2キロであることを明らかにしました。5月、海南島から打ち上げられた無人探査機「嫦娥(じょうが)6号」は、月の裏側で土壌や岩石などを採取し、25日に内モンゴル自治区の草原地帯に着陸しました。

「月の裏側で採取のサンプルは約2キロ」世界で初めて回収に成功 中国宇宙当局が発表
2024.06.28

「月の裏側で採取のサンプルは約2キロ」世界で初めて回収に成功 中国宇宙当局が発表

中国の国家宇宙局は、無人探査機「嫦娥6号」が月の裏側で採取してきた土のサンプルの量はおよそ2キロにのぼると発表しました。中国の無人探査機「嫦娥6号」は25日、世界で初めて月の裏側で採取した土のサンプルを持ち帰ることに成功しました。中国国家宇宙局の発表によると、サンプ

月の裏側試料は2キロ、中国 世界初で国威発揚「宇宙強国」へ
2024.06.28

月の裏側試料は2キロ、中国 世界初で国威発揚「宇宙強国」へ

 【北京共同】中国の宇宙当局は28日、無人探査機「嫦娥6号」が世界で初めて月の裏側から持ち帰った試料(サンプル)について、重量が1935.3グラムだったと発表した。「宇宙強国」の建設を掲げる習近平指導部は、嫦娥6号の任務成功を「画期的な成果」と称賛。月探査の開発力を積極的にアピールし、国威発揚

月裏側の試料、重さ約2キロと中国
2024.06.28

月裏側の試料、重さ約2キロと中国

 【北京共同】中国の宇宙当局は28日、無人探査機「嫦娥6号」が世界で初めて月の裏側から持ち帰った試料(サンプル)は、重量が1935.3グラムだったと発表した。

中国無人探査機が地球帰還 月の裏側で試料採取した世界最初の国に 習近平氏は「画期的な成果」
2024.06.27

中国無人探査機が地球帰還 月の裏側で試料採取した世界最初の国に 習近平氏は「画期的な成果」

 中国の無人月探査機「嫦娥6号」が、月の裏側で採取した土壌などの試料を持って地球に帰還したことが分かった。月の裏側からサンプルを採取して持ち帰った最初の国となる。 中国国営中央テレビ(CCTV)によると、「嫦娥6号」は北京時間の25日午後2時7分(日本時間午後3時7分)に内モンゴ

月面探査機SLIM、4度目の復活を断念「今後も可能性は低い」
2024.06.27

月面探査機SLIM、4度目の復活を断念「今後も可能性は低い」

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、1月に月面着陸した月探査機SLIM(スリム)との通信再開を断念したと発表した。約2週間続く零下170度の極寒の夜を生き延びる「越夜」を3回達成してきた。 SLIMに搭載した機器が壊れた可能性があり、JAXAは「今後SLIMと通信できる可

月探査機SLIM運用終了へ
2024.06.27

月探査機SLIM運用終了へ

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、1月に月面着陸した探査機「SLIM(スリム)」と通信再開できなかったと発表した。今後も復旧する可能性は低く、想定を超えて約5カ月間に及んだ運用を終える見通し。

中国が史上初の「月の裏側」サンプル採取に成功、米国では危機感
2024.06.27

中国が史上初の「月の裏側」サンプル採取に成功、米国では危機感

中国の無人月探査機の嫦娥(じょうが)6号が6月25日、月の裏側で採取したサンプルを持って地球に帰還した。中国政府は、このミッションの完了が、宇宙・科学大国を目指す同国にとっての「画期的な成果」だと述べている。嫦娥6号は、北京時間6月25日午後2時7分(日本時間25日午後3時7分)