「あなたの時間を無駄にしたくない」「お口に合わない方も」 江戸時代創業の弁当店の投稿に応援の声「お弁当といえばコレ!」

AI要約

日本橋にある歴史あるお弁当屋「日本橋弁松総本店」が、お口に合わない特有の濃厚な味付けを正直に告知し、話題となっている。

江戸時代から続く伝統の味を守り続ける同店には、ファンから多くの支持が寄せられている。

醤油と砂糖をたっぷり使ったびっくりするような味わいや、見た目の地味さなど、他店とは一線を画する弁松総本店のお弁当に注目が集まっている。

「あなたの時間を無駄にしたくない」「お口に合わない方も」 江戸時代創業の弁当店の投稿に応援の声「お弁当といえばコレ!」

 「お口に合わない方もいます」と正直なところを打ち明けるお弁当屋さんの投稿がX(Twitter)で話題になっています。同店は現存する中では日本で最古のお弁当屋さんとされていることもあり、該当投稿は記事執筆時点で91万回以上表示され、約1万4000件のいいねを集めています。

 投稿したのは、東京の日本橋にある「日本橋弁松総本店」の公式X。同店は江戸末期から続く創業約170年のお弁当屋さんで、江戸時代に愛された甘辛の濃い味を今でも継承しています。

 今回の投稿ではお弁当の写真とともに、「あなたの時間を無駄にしたくないので正直に言います。弁松の弁当は、醤油と砂糖をたっぷり使ったびっくりするような濃厚な味付けです。お口に合わない方もいます」と味の特徴を説明。

 さらに、「見た目も茶色中心の映えもしない弁当です。江戸末期から生き残った、進化の流れからは外れた弁当でもあります」と付け加えたうえで、「それでもよろしければご来店お待ちしております」と結んでいます。

 伝統の味を貫いていく覚悟も感じさせる投稿にリプライでは、「それが美味しいんです! 母と歌舞伎を観に行って、弁松さんのお弁当をいただいたのはいい思い出です」「弁松さんのお弁当大好きです。子供の頃、ハレの日にご馳走で頂いたお弁当の味です」「初めて食べた10代の頃は甘くてびっくりしたけれど、それから早ウン十年。今はお弁当といえばコレ!」「江戸時代から愛されてる味を令和の今も口にできるのは、喜びと感謝しかないです」と、ファンから同店へのエールが寄せられています。