奈良公園に設置された「暑さ対策ミスト」、シカに占拠される⇒人間は「シカたない」「奈良公園ではシカがルール」と見守る

AI要約

奈良公園事務所はミスト噴射装置を設置し、シカたちが涼を感じる様子がSNSで話題に。

1105頭ものシカが生息している奈良公園では、シカせんべいをあげて触れ合うこともできます。

今年の猛暑に苦しむシカたちが水場やミスト噴射装置で涼をとっている様子が報告されています。

奈良公園に設置された「暑さ対策ミスト」、シカに占拠される⇒人間は「シカたない」「奈良公園ではシカがルール」と見守る

奈良公園事務所は「来園者に“涼”を感じていただきたい」と6月30日からミスト噴射装置を設置しています。

しかし、そこに群がっているのは……? 奈良公園ならではの光景がSNSで話題になっています。

8月12日、奈良公園で撮影した写真をX(旧Twitter)に投稿したのは、スーパーマンさん(@tweeting_fromJP)。

写真に写っているのは、ミスト噴射装置に群がる大量の……シカたちです。みんな地面に座り込んで、リラックスしているように見えますね。

夏を感じる奈良公園らしい写真には、

「鹿さんwwwでも奈良は鹿ファーストだもんなぁw」

「奈良では、鹿は神様の遣い、人間より立場は上なので、シカたない」

「ちゃんと点字ブロック空けててえらい」

「奈良公園では鹿がルール」

など、多くのコメントが寄せられていました。

奈良公園には多くのシカたちが生息しています。令和3年の調査では1105頭ものシカが生息していることがわかっており、公園では、自動販売機などで販売されている「シカせんべい」をあげて触れ合うこともできます。

(※なお奈良公園の公式サイトでは、シカせんべい以外の食べ物は、健康上の理由により「絶対にあげないで下さい」と案内されています)

そんなシカたちも今年の猛暑はつらい様子。来園した人の目撃情報によると、このミスト装置のほか、水道のそばや側溝にハマりながら涼しい場所を確保しているようで、中には冷房の効いたお土産店の中に入ろうとチャレンジするシカも目撃されていました。

(※雨天や外気温が低いときは、ミストの噴霧を停止している場合があります。詳細は公式サイトをご覧ください)