スターリンク、スマホ直接通信「モバイルダイレクト」進む–6150機のうち100機が対応

AI要約

SpaceXは7月11日にスマートフォンと通信する機能を持つStarlink衛星を打ち上げる。

Starlinkは地球低軌道に多数の衛星を展開し、高速かつ低遅延な衛星ブロードバンドを提供している。

SpaceXはFalcon 9ロケットで合計20機の衛星を打ち上げ、Direct to Callに対応した衛星も含まれている。

スターリンク、スマホ直接通信「モバイルダイレクト」進む–6150機のうち100機が対応

Space Exploration Technologies(SpaceX)は米国時間7月11日、スマートフォンと直接通信する機能も含む衛星ブロードバンドサービス「Starlink」衛星を打ち上げる。

 Starlinkは地球低軌道(LEO)に多数の衛星を打ち上げることで、高速かつ低遅延な衛星ブロードバンドを提供している。現在はスマートフォンと直接通信する機能「Direct to Call」に対応した衛星の打ち上げも進めている(Direct to Callは一般的に「direct-to-cell」とも「モバイルダイレクト」とも呼ばれている)。

 11日に「Falcon 9」ロケットで打ち上げられるのは、Direct to Callに対応した13機を含む合計20機。米カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げられる。Falcon 9の第1段は、無人の海上船「Of Course I Still Love You」に着地する予定だ。

 SpaceXは、2024年にすでにFalcon 9を68回打ち上げており、そのうちの48回のミッションはSarlink衛星だった。Starlinkは6150機以上が運用されており、Direct to Callに対応した衛星も100機以上が展開されている。