ElevationSpaceと三井住友海上、非宇宙企業の宇宙参入支援で協業

AI要約

ElevationSpace(仙台市青葉区)と三井住友海上火災保険は宇宙業界への参入を支援する包括連携協定を締結した。

具体的には、宇宙事業に興味を持つ企業向けの支援プログラムを展開する予定。

ElevationSpaceは宇宙ビジネス研修サービスの提供など、宇宙ビジネスへの参入をサポートする取り組みを行っている。

ElevationSpaceと三井住友海上、非宇宙企業の宇宙参入支援で協業

ElevationSpace(仙台市青葉区)と三井住友海上火災保険は7月8日、包括連携協定を締結、企業の宇宙業界への参入について包括的に支援、“ポストISS(国際宇宙ステーション)”で協業を進めていくことを発表した。

 具体的には、宇宙業界に参入したい企業を対象に(1)宇宙事業がテーマの講演会などの開催、(2)宇宙事業のコンサルティング、宇宙環境利用・回収プラットフォームサービスやリスクソリューションの提供を通じた総合的な支援――を進めていくという。

 両社によれば、宇宙業界に興味を示す企業は多いものの、宇宙領域への参入障壁は依然として高いとし、「宇宙ビジネスへの参入に関心はあるものの、どのように参入すればよいか分からない」「自社の既存事業とのシナジーを見込める領域がどこにあるのか分からない」といった声が寄せられているという。

 ElevationSpaceは、宇宙での実証・実験プラットフォームを提供するだけでなく、その前段階からのサポートとして、宇宙ビジネスへの参入を新たに検討する企業向けの「宇宙ビジネス研修サービス」を提供するなど、Co-Creation事業にも力を入れてきたとしている。