ペットに自身の死を察知する可能性 飼い主を慰めるため「ラストラリー」する!? 終末期の研究

AI要約

ペットは、自身の死を感知し、飼い主を慰める可能性があることが分かってきた。動物たちは「ラストラリー」をして、飼い主の死を見る苦痛から解放されることがある。

25年間のエピソードによれば、終末期には精神的、肉体的なエネルギーが爆発し、動物たちも異常な明晰さを示す。この行動は進化的にも意味がある可能性がある。

野生の場合、死期を感じた動物は自らの死の影響を最小限に抑えるため、場所を移動することがある。

ペットに自身の死を察知する可能性 飼い主を慰めるため「ラストラリー」する!? 終末期の研究

 ペットは、自身の死を察知している可能性があることが分かってきた。自分が亡くなる前に飼い主を慰めようと「ラストラリー(死の前の一時的な回復)」をするという。

 動物たちが人間に親切な行為をしてから部屋を出て行き、飼い主が自分の死を見る苦痛から解放されることについて、25年分のエピソードがあるというルパート・シェルドレイク博士は説明した。

 「終末期の明晰(めいせき)さについてはホスピスで頻繁に記録されていますが、研究されることはほとんどありません。死の直前に精神的、肉体的なエネルギーが爆発し、異常な明晰さを伴うことが頻繁にあります」

 「そしてそれは動物でもよく見られることです。私の現時点の仮説では、ラストラリーには進化上の利点があります。野生の場合、本能的に死期が迫っていることを知った動物は、自分の死体で病気を蔓延させないように場所を移動するのです」

(BANG Media International/よろず~ニュース)