『ワンピ』モブキャラの「見逃せない」言葉 登場は「名前だけ」でも重要な伏線に?

AI要約

「空白の100年」に関する重要な情報が明らかになる最新エピソードについて。

過去に名を残した海賊以外の人物についての事例。

物理学者ウィリー=ガロンの言葉や科学者ベガパンクの発言が今後の物語で重要な鍵となる可能性。

『ワンピ』モブキャラの「見逃せない」言葉 登場は「名前だけ」でも重要な伏線に?

『ONE PIECE(ワンピース)』最大の謎といえば、やはり「空白の100年」にまつわる物語でしょう。最新エピソード「エッグエッド編」では、ついに重要な情報が少しだけ明かされることになりました。

 どうも「空白の100年」は、現在までの長い歴史の至るところに大きな影響を与えていたようです。

『ONE PIECE』の世界で歴史に名を残す人物は、たいてい海賊です。しかし意外と、海賊以外の人物も名を残しています。

 例えば、巨人島「リトルガーデン」では探検家「ルイ・アーノート」が冒険記「ブラッグメン(うそつき達)」で「リトルガーデン」と名付けたことが分かっています。

 具体的にいつの時代に活躍した人物かは明らかになっていませんが、「リトルガーデン」の名称が「住人にとってこの島が小さな庭のようだ」という意味が込められているため、少なくとも「ドリー」と「ブロギー」が決闘をしていた100年の間にやってきた人物ということになるでしょう。

 彼に関して気になることといえば、冒険記のタイトルです。どことなく「偉大なる航路(グランドライン)」の最終地点「ラフテル(笑い話)」と似たネーミングセンスを感じます。もしかするとルイ・アーノートは、「ラフテル」と名付けたロジャーと何かしらの接点があるのかもしれません。

 また「麦わらの一味」が空島の情報を集めるために立ち寄った「モックタウン」では、「ジュー=ウォール」の航海日誌が登場します。彼もいつの時代に活躍していたのかは不明ですが、「グランドライン」の航海日誌を残していることから確かな実力と実績があることは明白です。

 そして『ONE PIECE』史上屈指の名言を残した物理学者「ウィリー=ガロン」も、世界の歴史を知っているかもしれない人物として最近大きな注目を集めています。

 空から巨大なガレオン船が落ちてきた際、彼の「人が空想できる全ての出来事は起こりうる現実である」という言葉が明かされました。今になって改めて振り返ってみると、この言葉には非常に重要な意味があるのではないでしょうか。

 エッグエッド編で天才科学者「ベガパンク」は、「悪魔の実」が「誰かが望んだ『人の進化』の可能性である」と語っており、ガロンの言葉に通ずる点があります。人の願いや理想、空想や夢といったワードが、今後の『ONE PIECE』では重要な鍵となるのかもしれません。

 いずれ描かれるかもしれない過去編では、名前しか登場していないキャラが再登場することはあるのでしょうか?