ボーイングの有人宇宙船「スターライナー」、発射直前で打ち上げ中止

AI要約

米航空宇宙局(NASA)、ボーイング、ULAは、米ボーイングの有人宇宙船「CST-100 Starliner」の打ち上げを延期した。

有人飛行試験の目的は、NASAの宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に送ることだった。

地上発射シークエンサーの不具合により中止となり、次の打ち上げ機会は6月5日~6日に設定されている。

ボーイングの有人宇宙船「スターライナー」、発射直前で打ち上げ中止

米航空宇宙局(NASA)、ボーイング、ULAは、現地時間6月1日を予定していた米ボーイングの有人宇宙船「CST-100 Starliner」(スターライナー)の土壇場で延期した。

 今回の有人飛行試験では、NASAに所属する宇宙飛行士のSuni Williams氏とButch Wilmore氏を国際宇宙ステーション(ISS)に送る計画だった。

 中止は打ち上げまで4分を切ったタイミングで決定された。理由は「地上発射シークエンサー」の不具合で、今後は地上支援装置を評価し、現地時間6月2日に情報をアップデートするという。すぐに打ち上げ可能との判断が下されれば、次の打ち上げ機会は現地時間6月5日~6日となる。

関連:NASA