【作家・岸田奈美さんが答える! 働くママのお悩み相談】頑張るのをやめて、“幸せな状態って?”を考えてみましょう

AI要約

岸田奈美さんが最新エッセイ『国道沿いで、だいじょうぶ100回』を発売し、自身の体験をもとにDomani読者のお悩みに答える。

岸田さんは「いちばん若くいられる場所」を探して心地よい自分を保ち、歳を重ねることに抗わないことを提案。

自律神経の乱れや体の変化に対処するために、自分の感覚を磨くことも年齢と上手につきあう方法の一つであると語る。

【作家・岸田奈美さんが答える! 働くママのお悩み相談】頑張るのをやめて、“幸せな状態って?”を考えてみましょう

2024年5月に最新エッセイ『国道沿いで、だいじょうぶ100回』を発売した岸田奈美さん。第1弾のエッセイ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』原作のドラマは、7月からNHK総合で放送開始に。相変わらずハプニングの多い自身の体験をもとに、Domani読者のお悩みに答えていただきました。

-------------

【お悩み1】歳をとることを受け入れられず、いまだ抗っています。上手に歳を重ねたいものですが…。

──気持ちが若くいられる場所を探して、心地いい自分を保って(岸田さん)

私もです(笑)。高校生のときは「女子高校生」ブランドで扱われるのが好きだったし、今のように「“新人”作家」と呼ばれるのも好き。常に「ひよっこ」としてかわいがられるのが心地いいんです。だから、今でも心地よくいられる場所を探し続けています。

最近はじめた俳句では、私のような30代はいちばん若くて、みんなが親切に教えてくれます。先日、浅草のもんじゃ焼き店に行ったときは、周囲が70代、80代ばかりで、私なんて「お嬢ちゃん」扱いです(笑)。

体のしんどさや肌の変化には抗えず、それは私もイヤだけど、気持ちだけでも常にいちばん若くいられる場所に自分を置けば、それ自体がストレス発散になる。そういう場所は、しぶとく、常に、探し続けたらいいと思います。

とはいえ、私も30代になってからは自律神経が乱れて、気温や気圧の変化をもろに受けたり、咳が止まらなくなったりしたことがありました。それでも、どんなときに体調をくずすのかがわかるようになれば、対処もできるというもの。自分の感覚を磨いていき、体や心の変化に気づけることも、年齢と上手につきあうひとつの方法かもしれません。

------------

Domani本文では、この他にもさまざまなお悩みを掲載中!

「仕事でも家庭でもついイライラしがち」「育休明けの職場の雰囲気が辛い」…働くママのお悩みに対する、岸田さんの答えとは?

ぜひ下のリンクから全文もチェックしてみてください!