【自民党総裁選】小泉進次郎氏「勝負の行方はフィフティー・フィフティー」「50―50」大谷にあやかる?

AI要約

自民党総裁選が終盤を迎え、小泉進次郎元環境相が大谷翔平の活躍に触れて決意を示し、解雇規制の見直しや水の利用について訴えた。

小泉氏は総裁選勝負の行方を「フィフティー・フィフティー」と表現し、視察先では珍発言も飛び出した。

また、街頭演説では4000人の聴衆が集まり、国政に向けた強い意志を示した。

【自民党総裁選】小泉進次郎氏「勝負の行方はフィフティー・フィフティー」「50―50」大谷にあやかる?

 自民党総裁選は21日、投開票前の最後の週末を迎えた。小泉進次郎元環境相は都内で報道陣に対応。大リーグ・ドジャースの大谷翔平(30)の「50―50」達成に触れ「(自分も)圧倒的なスピードで日本の政治を変えたい」と改めて決意。選挙戦の見通しについて「勝負の行方はフィフティー・フィフティーだ」と話した。論戦が始まって以降は失速傾向。大記録達成の大谷の勢いにあやかりたいところだ。

 この日は解雇規制の見直しを巡り、解雇から再就職までの生活支援を検討する考えを示した。解雇規制の見直しが労働者の立場を不安定化させるとの他の総裁候補や野党、連合からの批判をかわす狙いがあるとみられる。

 視察先の千葉県富津市では“珍発言”も飛び出した。同市が湧き水で有名なことに触れ「水がおいしい町なのにコンビニで外国のペットボトルの水を(買って)飲んでいる。水道水とコストを比べたら100倍以上違う」と指摘。国産や水道水に変えれば「可処分所得が増加し家計の懐が温かくなる。私はこういう基本的な日常の水の飲み方、使い方を変えていく」と話した。

 夕方には埼玉・浦和駅で街頭演説を行い、約4000人(陣営発表)の聴衆が集まった。