小泉氏、解雇規制の賛否選ばず 共同通信の総裁選アンケート

AI要約

自民党の小泉進次郎元環境相は、解雇規制についてどちらでもないと表明。

自由記述欄には大企業に学び直しや再就職支援の義務を課す提案を記載。

討論会で緩和ではなく見直しと強調している。

 自民党の小泉進次郎元環境相は、共同通信が20日集計した総裁選政策アンケートで解雇規制について緩和すべきか維持すべきかと聞かれ「どちらでもない」を選択した。6日の立候補記者会見では「労働市場改革の本丸である解雇規制の見直しに挑みたい」と唱え、関連法案を来年、国会提出すると強調していた。

 アンケートの自由記述欄には「大企業に学び直し・リスキリングや再就職支援の義務を課し、セーフティーネットを整えることを条件に、社員が成長分野に移動する仕組みを導入する」と書き込んだ。

 12日の告示日以降の討論会などで質問が集中し「緩和ではなく見直しだ」と説明している。