自民総裁選、小泉氏一歩リードか-報道各社調査で議員票首位の結果も

AI要約

小泉進次郎元環境相が自民党総裁選で優位と報道されており、議員票や世論調査で首位を維持している。

石破茂元幹事長や高市早苗経済安全保障担当相と競り合っており、投票が決戦に持ち込まれる可能性が高い。

派閥解散により票が割れる見通しだが、総裁選の結果は最終決戦に委ねられることが予想されている。

(ブルームバーグ): 27日に投開票が予定される自民党総裁選で、一部報道機関の調査では国会議員からの支持で他候補をリードしている小泉進次郎元環境相が優位との見方も出ている。

毎日新聞によると、20日時点で小泉氏が議員票368票のうち50人超の支持を集めて首位だった。小林鷹之前経済安全保障担当相、林芳正官房長官が続くとしている。

産経新聞の調査でも議員票のトップは小泉氏。自民支持層への世論調査をもとに同紙が試算した党員票でも同氏が首位だったという。

日本経済新聞は、議員票の動向と世論調査から試算した党員・党友票を合わせると、小泉氏、石破茂元幹事長、高市早苗経済安全保障担当相が競り合っていると報じている。

自民総裁選、石破・小泉・高市3氏による上位争いに-報道各社調査

今回の総裁選は、派閥解散で候補者が乱立し、票が割れる見通し。毎日、産経、日経のいずれも1回目の投票では決まらず、決戦投票に持ち込まれる可能性が高いとしている。

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