石川・能登地方 少なくとも16の川で氾濫を確認

AI要約

石川県能登地方で大雨特別警報が発表され、16の川で氾濫が確認されている。

国土交通省と気象庁は氾濫危険水位を超えている川に警戒を呼びかけている。

能登半島地震で護岸が崩れた川もあり、護岸の強度低下に注意が必要。

大雨特別警報が発表された石川県能登地方では、少なくとも16の川で氾濫が確認されています。

石川県によりますと午後4時時点で氾濫の発生が確認されているのは、珠洲市を流れる若山川、折戸川、紀の川、鵜飼川、岡田川、磐若川、竹中川、輪島市を流れる八ヶ川、河原田川、鳳至川、仁行川、塚田川、町野川、能登町を流れる上町川、神野川、山田川でいずれも県が管理している16河川です。

国土交通省と気象庁はほかにも氾濫危険水位を超えている川があるとして今後の雨の降り方に厳重に警戒するよう呼びかけています。

また今年1月の能登半島地震によって護岸が崩れ、応急復旧工事をおこなっている川もあります。地震発生の前よりも護岸の強度が低下している場所もあるため十分に注意して早めの避難行動をとるよう呼びかけています。