空自戦闘機のインド初渡航を断念 多国間演習、機体不具合と悪天候

AI要約

インドが初めて主催した多国間空軍演習「タラン・シャクティ」に、日本の航空自衛隊の戦闘機が参加を断念した。

航空自衛隊の戦闘機は初めてのインド渡航を予定していたが、機体の不具合や天候不良のため参加を見合わせた。

演習は日印をはじめとする多国間で実施され、米国やオーストラリアなども参加した。

 インドが初めて主催した多国間空軍演習「タラン・シャクティ」に、当初合流する計画だった航空自衛隊の戦闘機が参加を断念していたことが14日分かった。空自戦闘機のインド渡航は初めてとなる予定で経由地のシンガポールまで移動したが、機体の不具合や天候不良のため見合わせた。防衛省関係者が明らかにした。

 演習は8月6日~9月14日に2回に分けて、西部ラジャスタン州の空軍基地や周辺空域などで実施された。日印と共に協力枠組み「クアッド」を構成する米国やオーストラリアなども参加した。