護衛艦「かが」でFー35B艦上運用試験

AI要約

防衛省・海上自衛隊は、特別改造を受けた護衛艦「かが」での「F―35B」艦上運用試験を10月5日から始める。

期間は11月18日までで海自と航空自衛隊の隊員も参加し、かがはF―35Bを搭載できるように飛行甲板を改造済み。

過去の試験とは異なり、今回の試験では短距離発着、垂直着艦訓練やエレベーターを用いた飛行甲板への格納庫への移動時間も調査する。

護衛艦「かが」でFー35B艦上運用試験

防衛省・海上自衛隊は米国海軍、米国海兵隊の支援を受けて、特別改造を受けた護衛艦「かが」での「F―35B」艦上運用試験を10月5日から米カリフォルニア州サンディエゴ沖で始める。期間は11月18日までを予定し、海自と別にF―35Bを運用する航空自衛隊の隊員も参加する。かがはF―35Bを搭載できるよう、飛行甲板を長方形にする改造済み。

同型「いずも」でも2021年10月に発着艦試験をしているが、回数は1回きりで試験的要素が強かった。今回は期間も1カ月強と長く、同機の短距離発艦、垂直着艦訓練のほか、エレベーターを用いて飛行甲板から格納庫へ下ろすのにかかる時間を調べるなど艦上運用試験も行う。