「道義的責任ない」「法的にも適切」と斎藤兵庫知事 告発文書問題で県政混乱との指摘に

AI要約
兵庫県の斎藤元彦知事が告発された疑惑についての県議会の調査特別委員会が開かれ、斎藤氏が道義的責任を否定。委員からの質問に対し、斎藤氏は法的に適切に対応してきたと主張。委員会で告発文書に含まれる事実が判明し、対応が県政に混乱を招いた点が焦点となる。
「道義的責任ない」「法的にも適切」と斎藤兵庫知事 告発文書問題で県政混乱との指摘に

兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑が文書で告発された問題について調べる県議会の調査特別委員会(百条委員会)が6日開かれ、斎藤氏本人への2度目の証人尋問が行われた。委員から、元西播磨県民局長の男性(60)=7月に死亡=の告発文書を巡る一連の対応への道義的責任を問われた斎藤氏は「ちゃんとやってきた」と述べ、責任はないとの認識を示した。

委員は、これまでの証人尋問によって告発文書に一部事実が含まれていることが判明したとし、告発文書への対応によって県政に混乱を招いた点について「道義的責任を感じないか」と質問。これに対し斎藤氏は「一つ一つ対応を積み重ねている。法的にも適切にやっている。道義的責任を指摘されるが、私としてはちゃんとやってきた」と強調した。