不信任決議案提出の動き 斎藤知事「議会の調査に対応」/兵庫県

AI要約

斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した文書を巡る一連の問題で、兵庫県議会の一部会派が不信任決議案を提出する方針について、知事は「議会が決めた調査に対応していく」とコメント。

元西播磨県民局長が斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した文書を巡り、県議会が調査を行い、証人尋問も実施されることとなった。

立憲民主党などの会派が不信任決議案を提出する方針を示し、知事の進退を問う動きが広がる中、斎藤知事は議会の調査に対応する姿勢を示す。

不信任決議案提出の動き 斎藤知事「議会の調査に対応」/兵庫県

斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した文書を巡る一連の問題で、兵庫県議会の一部会派が不信任決議案を提出する方針について、知事は「議会が決めた調査に対応していく」とこれまでと同様の見解を示しました。

元西播磨県民局長が斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した文書を巡っては、県議会が百条委員会を設置し、事実関係を調査していて、8月30日には、斎藤知事の証人尋問が初めて行われました。

一連の問題を受けて、立憲民主党などの議員が所属する県議会の会派「ひょうご県民連合」は、9月19日に開会する9月議会で知事に対する不信任決議案を提出する方針を示しています。

また自民党や維新の会などの会派も、不信任決議案の賛否を協議するなど、知事の進退を問う動きが出ていることに対して斎藤知事はー。

斎藤知事:「私としてそれがどうだというコメントは難しい。私としては議会側から要請されて設置されたいろんな調査にきちっと対応していくということを、これからもやっていきたいと思っています」

「ひょうご県民連合」は、9月12日に知事の辞職を求める申し入れを行う考えを示しています。

また、知事のパワハラ疑惑などを調査する県職員およそ9700人を対象にしたアンケート調査で新たに集計されたおよそ2000人分の回答の中には、このような証言もー。

記者質問:「夕食が予約制のホテルで当日に申し出て断られて激怒したか?」

斎藤知事:「私が激怒したということは ないと記憶している。(権力を)ちらつかせたり 激怒したという記憶はない」

百条委員会では、贈答品や公益通報について4日は県職員など5人に、5日は、片山安孝元副知事と斎藤知事に証人尋問が予定されています。