「福岡ー韓国・釜山」結ぶ高速船「クイーンビートル」が浸水しながら運航 会社ぐるみで“偽装”…把握しながら「問題なし」記載

AI要約

福岡と韓国・釜山を結ぶJR九州の高速船が、約4カ月にわたり船体の浸水を隠すなどして運航を続けたことが明らかになり、JR九州が謝罪しました。

JR九州の子会社が船体の浸水を把握しながら、4カ月も報告せず船舶のデータを改ざんしていたと発覚しました。

この問題で高速船は運休し、2万2000人に影響が出ています。

「福岡ー韓国・釜山」結ぶ高速船「クイーンビートル」が浸水しながら運航 会社ぐるみで“偽装”…把握しながら「問題なし」記載

福岡と韓国・釜山(プサン)を結ぶJR九州の高速船が、約4カ月にわたり船体の浸水を隠すなどして運航を続けたことがわかり、JR九州が謝罪しました。

JR九州によりますと、子会社である運営会社が、福岡と韓国・釜山を結ぶ高速船「クイーンビートル」の船首部分に、浸水があるのを把握しながら、約4カ月間、国への報告を行わず、航海日誌に「問題なし」と記載して、データを改ざんするなどの偽装をしていたということです。

JR九州は、当時の社長ら上層部も把握したうえで、会社ぐるみで行われていたとしています。

「クイーンビートル」は13日から運休していて、約2万2000人に影響が出るとしています。