JR九州、博多―釜山間の高速船、浸水隠し

AI要約

JR九州は、子会社のJR九州高速船が高速船「クイーンビートル」で浸水があったにもかかわらず、3カ月以上にわたって隠蔽して運航を続けていたことが明らかになった。

隠蔽は経営トップの指示によるものであり、これにより同社は13日付で社長を更迭し、新たな取締役を任命した。

この件はJR九州の信頼を大きく損なうものであり、今後の経営姿勢に対する信頼回復が求められる。

 JR九州 <9142> は14日記者会見し、子会社のJR九州高速船(福岡市)が博多と韓国・釜山を結ぶ高速船「クイーンビートル」で浸水があったことを隠して3カ月以上、運航を続けていたと明らかにした。隠蔽(いんぺい)は経営トップによる指示だったとし、13日付で同社の田中渉社長を更迭し、後任に大羽健司取締役を就かせた。