【速報】クイーンビートルの「浸水隠し」運航会社社長が交代 13日から運休 博多港
AI要約
高速船「クイーンビートル」が亀裂による浸水を隠し、4か月間にわたり運航を続けていた問題で、運航する「JR九州高速船」の社長が交代すると発表
運航会社は浸水が見つかった際修理や検査、国への報告を怠り、浸水センサーの位置を意図的にずらすなどしていたことが明らかに
クイーンビートルは運休中で、利用客には料金の払い戻しに加え、一部サポート代を支払う措置が取られている
博多と韓国・釜山を結ぶ高速船「クイーンビートル」が亀裂による浸水を隠し、4か月間、運航を続けていた問題で、運航する「JR九州高速船」の社長が交代すると発表しました。国の抜き打ち監査で発覚し、クイーンビートルは13日から運休しています。
運航会社「JR九州高速船」の親会社、JR九州によりますと、クイーンビートルはことし2月、浸水が見つかりましたが、修理や検査、国への報告をせず、およそ4か月、運航を続けていました。
その間、浸水センサーの位置を故意にずらすなどしていて、8月、国の抜き打ち監査で発覚しました。
JR九州は、浸水を隠し運航を続けた理由について「国の監査もあり、現時点では申し上げられない」としています。
クイーンビートルは13日から運休していて、9月末までの期間で予約していた利用客に対しては、料金の払い戻しに加え一部、「サポート代」を支払うとしています。
