JR九州高速船 浸水不正報告事態受け社長交代

AI要約

JR九州高速船の船体への浸水問題を受け、親会社のJR九州が社長を交代した。

浸水を把握しながらも運航を続けた経緯や不正が発覚し、国交省の監査を受けたJR九州高速船。

14日に会見を開き、安全確保のための取り組みについて説明予定。

JR九州高速船 浸水不正報告事態受け社長交代

博多と韓国・釜山を結ぶ旅客船、「クイーンビートル」を運航するJR九州高速船が、船体への浸水を把握しながら運航を続けた問題を受け、親会社のJR九州は13日付で、社長を交代させました。

JR九州によりますと、JR九州高速船は、クイーンビートルで5月に船首部分への浸水を確認し、ひび割れが見つかったとして、先月10日まで運休しました。

しかし、実際は今年2月に浸水を確認していましたが、国土交通省に報告せずに運航を続け、浸水感知センサーの位置をずらすなどの不正も判明しました。

JR九州高速船は国交省の抜き打ち監査を受けていて、事態を重くみたJR九州は13日付で社長を交代させました。

14日に会見を開き、安全確保の確立などについて説明するとしています。