鎮魂と安全祈り灯籠流し 日航機墜落、12日で39年

AI要約

乗客乗員520人が犠牲となった日航機墜落事故から12日で39年が経過し、遺族らが墜落現場である「御巣鷹の尾根」で灯籠を流し、犠牲者の鎮魂と空の安全を祈った。

手作りの灯籠約200個を川に流し、参加者全員が黙とうを捧げた後、灯籠を川面に浮かべた。河原では故人が好きだった曲が奏でられ、遺族らはスマートフォンのライトで空を照らした。

墜落事故からの39年を迎える前に、遺族らが亡くなった乗客乗員を偲び、心を寄せ合った優しいひと時が過ごされた。

 乗客乗員520人が犠牲となった日航機墜落事故から12日で39年となるのを前に、遺族らが11日夕、墜落現場となった「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)の麓を流れる神流川に灯籠を流し、犠牲者の鎮魂と空の安全を祈った。

 

 犠牲者へのメッセージを書いた手作りの灯籠約200個がともされ、参加者全員が河原で黙とうをささげた後、灯籠を川面に浮かべた。河原では、故人が好きだった曲や遺族がリクエストした曲がアコーディオンで奏でられ、遺族らはスマートフォンのライトを空に向かって振った。