「在庫はたくさんあるので、慌てないで」“巨大地震注意”の発表でスーパーは… 目立った混雑なし
気象庁が南海トラフ地震の臨時情報を発表し、トイレットペーパーや水などが売れる動きがあった小牧市のスーパーの様子。
トイレットペーパーや水の売り上げが多かったことや、買い占めを防ぐために在庫補充や販売制限などの対策が取られていること。
買い物客の中には、不安と備えを兼ねて買い物をしている人もいることが明らかになっている。
きのう(8日)、気象庁が「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。愛知県小牧市のスーパーを訪れると…
(平岩記者)
「店内を見ても目立った混雑は見られません。買い物客の数も通常と変わらないということです」
初めての臨時情報「巨大地震注意」発表から一夜、この店で特に売れていたのが…
(三河屋 販売部 金田克弥部長)
「トイレットペーパーが、よく売れた」
トイレットペーパーは、8日夕方から普段の3倍ほど売れたといいます。
また、ペットボトルの水もよく売れていて、一部の店舗では、2リットルの水が6本入ったケースが、夕方から2時間で普段の6倍、60ケースも売れたということです。
(買い物客)
「水があればね。家族が自分を入れて6人いるから、あんまりたくさんはいけないから、家族の分ぐらいは」
「レトルト食品とかの買い足しで来た。本当に(地震が)来るのかなと思いつつも、怖いなと思って」
店は「買い占め」が起きないよう普段よりも多く、在庫を補充するほか、販売個数にも制限をかけるなどの対策をとる方針です。
(三河屋 販売部 金田克弥部長)
「商品の在庫はたくさんあるので、お客様も慌てることなく、対応していただきたい」