自民党総裁選で浮かび上がる“長老たちの思惑” 宮沢博行氏「菅氏、麻生氏、森氏がどうエールを送るか」

AI要約

9月27日におこなわれる自民党の総裁選挙で、過去最多の9人が候補者として名乗りをあげている。

立候補者9人の推薦人20人を紐解くと、派閥や裏金議員の存在が影響を与えていることがわかる。

元衆議院議員や政治ジャーナリスト、元東京都知事がそれぞれ候補者と派閥についてコメントをしている。

自民党総裁選で浮かび上がる“長老たちの思惑” 宮沢博行氏「菅氏、麻生氏、森氏がどうエールを送るか」

 9月27日におこなわれる自民党の総裁選挙で、今の制度になってから過去最多となる9人が候補者として名乗りをあげている。

 立候補者9人の推薦人20人を紐解いていくと、旧安倍派・旧茂木派・麻生派・旧岸田派・旧二階派・旧森山派などの派閥や旧派閥、裏金議員の存在が影響を与えていることがわかる。

 ABEMA的ニュースショーでは、候補者が9人ということもあり、“出馬ナイン”と野球にたとえてそれぞれのポジションを紹介したが、元衆議院議員の宮沢博行氏は「アルプスの応援団にも目を向けたほうがいい」と、長老議員たちの影響力について語り「菅(義偉)氏と麻生(太郎)氏と森(喜朗)氏、この人たちがどういう風にヤジを飛ばしたりエールを送ったりするか、それも加味していかないといけない」とコメント。

 政治ジャーナリストの青山和弘氏は小泉氏の無派閥となっている議員らのほとんどが「菅グループ」だとして「『菅派という新しい派閥ができているのではないか』という風に見られてしまう」と指摘して「どこの派閥にいたかというのが色濃く残っている」と解説。

 元東京都知事の舛添要一氏も小泉氏について「“菅の影”がちらつきすぎる。そこがプラスになるかマイナスになるか、まだわからない」として、友人だという菅氏について「今回みたいなやり方をする面がある人なんですよね」と意味深に語った。

(『ABEMA的ニュースショー』より)