宜野湾市長選 桃原功市議が出馬へ オール沖縄陣営

AI要約

宜野湾市の松川正則市長の死去に伴う市長選で、オール沖縄陣営の候補者選考委員会が桃原功氏に立候補を要請。

桃原氏は普天間飛行場の返還やPFAS汚染に注力する意向を示し、元市長の佐喜真氏も出馬意向を示す。

市長選の構図が備わりつつあり、注目が集まっている。

宜野湾市長選 桃原功市議が出馬へ オール沖縄陣営

 米軍普天間飛行場のある沖縄県宜野湾市の松川正則市長の死去に伴う市長選(9月1日告示、8日投開票)で、普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する「オール沖縄」陣営の候補者選考委員会は5日、宜野湾市議の桃原功(とうばるいさお)氏(65)に出馬を要請した。

 桃原氏は立候補する意向を示し、「辺野古移設とは切り離した一日も早い普天間飛行場の返還や、PFAS(有機フッ素化合物)汚染に対する飛行場内の調査などを求めていきたい」と述べた。9日に正式に表明する。

 桃原氏は1997年の市議補選で初当選し、現在8期目。市長選では他に、保守系議員らでつくる候補者選考委から出馬要請を受けた元市長の佐喜真淳(さきまあつし)氏(59)が出馬の意向を示している。【喜屋武真之介】