自民・茂木氏、アジア歴訪を開始 総裁選へ外交力アピール

AI要約

自民党の茂木敏充幹事長が東南アジア4カ国歴訪を開始し、ポスト岸田候補として外交力をアピールする目的もある。

茂木氏はインドネシア、シンガポール、タイ、フィリピンを訪問し、ASEAN主要国との連携強化を目指す。

梶山弘志幹事長代行らと共に8月4日に帰国予定。

 【ジャカルタ共同】自民党の茂木敏充幹事長は28日、東南アジア4カ国歴訪のため羽田空港を出発、最初の訪問国インドネシアに到着した。各国では要人らとの会談を調整。「ポスト岸田」候補の一人と目される茂木氏には、9月の党総裁選を見据え外交力をアピールする狙いがありそうだ。

 インドネシアを皮切りにシンガポール、タイ、フィリピンを訪ね、8月4日に帰国予定。梶山弘志幹事長代行らが同行している。

 茂木氏は今月23日の記者会見で「4カ国は東南アジア諸国連合(ASEAN)の主要国だ。アジアの脱炭素化やスタートアップ(新興企業)推進で連携強化を進めたい」と抱負を述べていた。