リチウムイオン電池から出火の火災“過去最多” 東京消防庁が注意呼びかけ

AI要約

モバイルバッテリーなどに使われるリチウムイオン電池から出火した火災が増加しており、東京消防庁が注意を呼びかけている。

昨年度、リチウムイオン電池による火災件数が過去最多の167件に達し、今年も107件というペースで増加している。

特にモバイルバッテリーやスマートフォン、電動アシスト付き自転車からの火災が多く、メーカー指定の製品を使用し、異常があれば使用を控えるよう呼びかけられている。

モバイルバッテリーなどに使われる、リチウムイオン電池から出火した火災が去年、過去最多になったとして、東京消防庁が注意を呼びかけています。

これはリチウムイオン電池を使用した電動アシスト付き自転車から出火する瞬間を捉えた映像です。

自転車をとめて数秒後には火があがり、数分後には、火は自転車全体を包みました。

東京消防庁管内では去年、リチウムイオン電池が出火するケースが過去最多の167件にのぼり、今年も6月末までに107件と去年を上回るペースだということです。

製品別ではモバイルバッテリーからの出火が最も多く、スマートフォン、電動アシスト付き自転車が続いています。

東京消防庁は、「メーカーが指定する純正品の充電器やバッテリーを使用し、充電中に熱くなるなど異常があったものは使用を控えて欲しい」としています。