五百旗頭真さんを送る会、前熊本知事の蒲島郁夫さん「県民のため力を惜しみなく注いでくれた」

AI要約

政治学者の五百旗頭真さんを送る会が東京で行われ、約500人が参列した。

前熊本県知事の蒲島郁夫さんは弔辞で五百旗頭さんを偲び、その功績や人柄を称えた。

五百旗頭さんは熊本地震での復興有識者会議の座長を務め、県民のために尽力したことが賞賛された。

 3月に80歳で亡くなった政治学者の五百旗頭真さんを送る会が11日、東京都内のホテルで行われた。交流のあった研究者や政治家ら約500人が参列し、故人をしのんだ。

 前熊本県知事で、東京大名誉教授の蒲島郁夫さん(77)は弔辞で「同じ政治学者として日頃の何げない語らいも、私には絶えず研究上の刺激を与えてくれた」と振り返った。さらに五百旗頭さんが2016年の熊本地震で復旧・復興有識者会議の座長を務めたことなどについて、「県民のためにその力を惜しみなく注いでくれた」と感謝した。