東京都知事選 「子育て支援」を各候補がアピール

AI要約

7月7日投開票の東京都知事選挙では、各候補が子育て支援をアピールしている。石丸伸二候補は学校現場の環境改善への100億円投資を提案し、田母神俊雄候補は子ども出産時に支給金を約束。一方、小池百合子候補と蓮舫候補は保育無償化や学校給食費の補助など具体的な政策を打ち出している。

都知事選挙には52人の候補が立つ中、子育て支援が注目の争点となっている。

投票日が迫る中、子育て支援に関する候補者の主張が明確化しており、有権者に影響を与えている。

東京都知事選 「子育て支援」を各候補がアピール

 7月7日投開票の東京都知事選挙は2度目の週末です。争点の1つにもなっている「子育て支援」について、各候補がアピールしています。

「(政治の)変化を始められるのは東京都民の大人の皆さんだけ。子どもには選挙の権利はありません」(前安芸高田市長・石丸伸二候補)

 石丸伸二さんは、学校現場の環境を改善するために100億円を投資すると主張しています。

「都民税の減税をやります。これをやって皆さんの所得、特に若い人たちの所得を増やすようにします」(元航空幕僚長・田母神俊雄候補)

 田母神俊雄さんは、第1子が生まれたら100万円、第2子が生まれたら200万円支給するなどと訴えています。

「(選挙中)子育て中の方々については、子育てと教育でお金がかからない東京が非常に伝わっているなと感じました」(東京都知事・小池百合子候補)

 小池百合子さんは28日このように話し、保育の無償化拡大など、2期8年の子育て政策をさらに進めるとアピールしています。

「今の学校どうですか、子どもたちが先生に十二分に見てもらえるのだろうか。先生たち忙しすぎます」(前参議院議員・蓮舫候補)

 蓮舫さんは、学校現場の負担軽減や都内全域での学校給食費の無償化などを公約に入れ込んでいます。

 都知事選挙には、このほか52人が立候補しています。(ANNニュース)