全国的に暑さ厳しい 日本海側は雨多く 気象庁1か月予報
気象庁は27日（木）に、向こう1か月の天候の見通しを発表した。全国的に暖かい気温が続く見込みで、特に東・西日本は高温が続く予想。
降水量は北・東・西日本の日本海側が平年並みか多い見込みで、西日本の太平洋側は日照時間が平年並みか多い予想。
北海道や沖縄・奄美も暖かい気温が続く見込みで、熱中症や農作物管理に注意が必要。特に沖縄・奄美では高温多湿での熱中症の危険性が高い状態が続く。
気象庁は27日（木）、向こう1か月（6/29～7/28）の天候の見通しを発表した。向こう1か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため全国的に高い見込み。とくに、東・西日本は来週前半にかけて、北日本と沖縄・奄美は期間の前半（6/29～7/12）は、かなり高くなりそうだ。
北・東・西日本の日本海側は、前線や低気圧の影響を受けやすいため、向こう1か月の降水量は平年並みか多い見込み。西日本の太平洋側は、来週前半にかけて前線の影響を受けにくいため、向こう1か月の日照時間は平年並みか多くなりそうだ。
北海道の日本海側と太平洋側は向こう2週間、暖かい空気が流れ込みやすいため、気温が平年よりかなり高い日が多い見込み。農作物や家畜の管理等に注意が必要だ。熱中症となりやすい状態が続くため、健康管理にも注意が必要となる。
沖縄・奄美も向こう2週間は太平洋高気圧に覆われやすく、気温が平年より高く、かなり高い日も多い見込み。高温多湿で熱中症の危険性が高い状態が続くため、屋外での活動等は熱中症対策を行い、健康管理に注意が必要となる。農作物や家畜の管理等にも注意が必要だ。
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30％以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30％以上と見込まれる場合に発表される。
