岸田総理 G7で「広島サミットの成果引き継いだ」と評価

AI要約

岸田総理大臣はG7サミットを終え、前回広島サミットの成果を引き継ぎ有意義だったと評価。

日本が経済安全保障議論をリードし、G7として一致したメッセージを出す重要性を強調。

党首討論に意欲を示す一方、衆院解散や党役員人事には今の段階では考えていないと述べる。

岸田総理 G7で「広島サミットの成果引き継いだ」と評価

岸田総理大臣は15日、イタリア南部プーリア州で開かれたG7サミット=主要7カ国首脳会議の日程を終え、「去年のG7広島サミットの成果を引き継ぐことを確認できたという意味で有意義だった」と今回のサミットを評価しました。また、中国の過剰生産問題や経済的威圧などを含めた経済安全保障の議論を日本がリードしたとしたうえで、「G7として一致したメッセージを出すことができたことは、現下の情勢に鑑みて重要であった」と振り返りました。

一方、今月19日に国会で予定されている党首討論について「日本が直面する国内外の先送りできない課題について大所高所から議論を行う場で、そうした党首討論の趣旨にかなう議論を行いたい」と意欲を語りました。

さらに今の国会の会期中に衆議院を解散することや、会期後に自民党の役員人事を行う考えがあるか記者団から問われたのに対し、「政治改革を初めとする、先送りできない課題について全力で取り組んでいる。こういった仕事で結果を出すこと以外、今は考えていない」との従来からの考えを改めて示しました。