それ、ステマです!星5か星4の口コミでワクチン接種費用を割り引き。消費者庁が医療法人に措置命令

AI要約

消費者庁が医療法人社団祐真会に対し、インフルエンザワクチン接種費用割引の代わりに口コミ評価を高くする行為を禁止する措置命令を出した。

措置命令は新たな規制導入後の初の行政処分であり、ステルスマーケティング行為への取り締まりが強化されていることが伺える。

医療機関が口コミ評価を操作することは消費者にとって誤解を招く行為であり、公正な情報提供が求められている。

それ、ステマです!星5か星4の口コミでワクチン接種費用を割り引き。消費者庁が医療法人に措置命令

インフルエンザワクチンの接種費用を割り引く代わりに、グーグルマップの口コミに高評価の投稿をさせたとして、消費者庁は6月7日、景品表示法違反で医療法人社団祐真会(東京)に再発防止などを求める措置命令を出したと発表した。

処分は6日付。2023年10月にステルスマーケティング(ステマ)の規制が始まってから初の行政処分となった。

消費者庁によると、祐真会が運営する「マチノマ大森内科クリニック」(東京)はワクチン接種のために来院した人に対し、グーグルマップ上の病院の評価で星5段階中「星5」か「星4」の投稿をすることを条件に接種費用を割り引くと伝えた。

ハフポスト日本版が調べたところ、クリニックの口コミには「【星5の理由】インフルエンザワクチン接種時に『Googleに星5のレビューを投稿すれば更に550円OFF!』と案内があった」といった投稿がみられた。