社債購入持ちかけ詐欺容疑 コンサル会社代表ら再逮捕

AI要約

不動産投資会社「ザ・グランシールド」の代表取締役ら9人が金融商品取引法違反で逮捕された。コンサルティング会社「トラステール」の代表取締役ら男3人も詐欺容疑で再逮捕された。

グランシールドは約80億円を1300の個人や法人から集めた疑いがあり、トラブルが起きていたトラステールについても調査が行われていた。

 金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで不動産投資会社「ザ・グランシールド」の代表取締役ら9人が逮捕された事件で、警視庁生活経済課は5日までに、社債購入を持ちかけ、計約1200万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で、コンサルティング会社「トラステール」の代表取締役高橋章容疑者(61)ら男3人=同法違反罪で起訴=を再逮捕した。

 同課によると、グランシールドの代表取締役中村佳敬被告(46)=同=らはトラステールの社債や株の購入を持ちかけ、延べ約1300の個人や法人から約80億円を集めたとみられる。配当などが止まるトラブルがあり、同課はトラステールに事業実態はないとみて調べていた。