深圳、超急速充電ステーションが550カ所に ガソリンスタンドの数を上回る

AI要約

深圳市政府がNEV充電事業の成果を発表。

市内にNEV向けの充電ステーションやV2G対応のステーションが整備。

深圳市はNEV産業の拠点都市で、NEV保有台数も多い。

深圳、超急速充電ステーションが550カ所に ガソリンスタンドの数を上回る

中国広東省深圳市でこのほど「2024国際デジタルエネルギー展」(9月8~11日) が開かれ、深圳市政府が新エネルギー車(NEV)充電事業の成果を発表した。

深圳市内にあるNEV向けの超急速充電ステーションは550カ所、V2G(ビークル・ツー・グリッド)対応の充電ステーションが145カ所、充電スタンドは計37万4000基となった。中国の都市で初めてNEV向けの充電施設・設備の数がガソリンスタンド・給油設備の数を上回った。市内の超急速充電ステーションの数はガソリンスタンドの2倍に達し、「1kmごとに超急速充電ステーションがある」状態を基本的に達成したという。

深圳市は新エネルギー車(NEV)産業の拠点都市で、比亜迪(BYD)などのNEV大手が本社を置くほか、新エネルギーやデジタルエネルギーを手がける企業が2万4000社以上集まる。地元紙「深圳特区報」によると、深圳市の自動車保有台数は24年6月時点で約426万3000台、うちNEVは108万台と全体の約4分の1を占めている。

(36Kr Japan編集部)