ロシア北西部で大きな爆発、ウクライナが武器庫を攻撃か

AI要約

ロシア保健省はトヴェリ州でウクライナのドローンによる攻撃で火災が発生、13人が負傷。

爆発により小規模な地震が報告され、人工衛星も熱を観測。

避難命令が出されたトロペツ町では、インフラは正常に機能しており、ウクライナの情報筋によると主要な弾薬庫が攻撃された可能性。

ロシア北西部で大きな爆発、ウクライナが武器庫を攻撃か

ロシア保健省は18日、北西部トヴェリ州でウクライナのドローン(無人機)による大規模な攻撃で火災が発生し、13人が負傷したと発表した。

この攻撃による爆発で、小規模な地震が報告されたほか、放たれた熱を人工衛星が観測した。

ソーシャルメディアでは、トロペツ町で大規模な爆発があったとされる未確認の動画が共有された。この動画では、爆発と煙が空を大きく覆っていた。

爆発を受け、この地域には一部避難命令が出された。その後、同州のイーゴリ・ルーデニャ知事は、住民の帰還を促し、町のインフラはすべて正常に機能していると述べた。

トロペツ町はロシアの首都モスクワの北西約380キロ、ウクライナ国境の北約470キロに位置する。

AFP通信とロイター通信は、ウクライナの情報筋の話を引用し、主要な弾薬庫が攻撃されたと伝えた。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、「ロシア領内で大きな結果が出た」、「敵を弱体化させる種類の行動だ」と述べ、関係者に感謝した。

BBCのジェイムズ・ウォーターハウス・ウクライナ特派員が報告する。