トルコ国防省、軍用通信機器の安全性検証 レバノンでの爆発受け

AI要約

トルコ国防省は自国軍の通信機器の安全確保策を見直している。これはレバノンでの爆発を受けての措置で、中東情勢が緊迫化している。

レバノンではヒズボラ戦闘員が使用していたポケットベルやトランシーバーが一斉爆発。トルコ軍は国産装備のみ使用しているが、追加の管理メカニズムが検討されている。

国防省は今回の爆発を受け、装備の検証を行っているが、詳細は公表されていない。

トルコ国防省、軍用通信機器の安全性検証 レバノンでの爆発受け

[アンカラ 19日 ロイター] - トルコ国防省は自国軍が使用する通信機器について、レバノンでの爆発を受け安全確保策を見直している。同省当局者が19日に明らかにした。

レバノン各地では17、18日の両日、イスラム教シーア派組織ヒズボラ戦闘員が使用していたポケットベルやトランシーバーが一斉爆発。中東情勢緊迫化への懸念が強まっている。

当局者は匿名を条件に、トルコ軍は国産装備のみ使用しているが、第三者が装備の調達や製造に関与している場合に追加の管理メカニズムがあると説明。「今回の爆発を受け、国防省として必要な検証を行っている」とした。詳細は明らかにしなかった。