NY円、143円台後半

AI要約

20日のニューヨーク外国為替市場で、円相場が1ドル=143円85~95銭となり、ドル高円安の傾向が続いた。

日銀の植田和男総裁が利上げの判断について「時間的な余裕がある」という発言をし、追加利上げ実施には時間がかかるとの見方が広がった。

この流れにより、円を売ってドルを買う動きが優勢となり、東京市場の流れが引き継がれた。

 【ニューヨーク共同】20日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午前8時40分現在、前日比1円28銭円安ドル高の1ドル=143円85~95銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.1163~73ドル、160円69~79銭。

 日銀の植田和男総裁が金融政策決定会合後に開いた記者会見で、利上げの判断を巡り「時間的な余裕がある」と発言。追加利上げ実施には時間がかかるとの見方が広がり、円を売ってドルを買う動きが優勢だった東京市場の流れを引き継いだ。