万博日本館、「藻類」で脱炭素訴え ハローキティが32種類の藻類にふんして登場

AI要約

経済産業省は20日、政府が2025年大阪・関西万博に出展するパビリオン「日本館」において、海藻などの藻類を使った展示を行う計画を明らかにした。

日本館は3つの展示エリアで構成され、藻類が利用されるのは「ファームエリア」と呼ばれるエリア。微細な藻をチューブのなかで培養し、そのチューブを空間に張りめぐらせるような展示を行う。

同エリアでは、サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」が32種類の藻類にふんし、展示の紹介を行う。

万博日本館、「藻類」で脱炭素訴え ハローキティが32種類の藻類にふんして登場

経済産業省は20日、政府が2025年大阪・関西万博に出展するパビリオン「日本館」において、海藻などの藻類を使った展示を行う計画を明らかにした。藻類が、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を消費したり、新たな食料や工業製品の原料となる可能性を秘めていることから採用を決めたという。

日本館は3つの展示エリアで構成され、藻類が利用されるのは「ファームエリア」と呼ばれるエリア。微細な藻をチューブのなかで培養し、そのチューブを空間に張りめぐらせるような展示を行う。光と組み合わせることで幻想的な空間が創出できるという。

同エリアでは、サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」が32種類の藻類にふんし、展示の紹介を行う。

日本館はファームエリアのほかに、微生物の働きによって、ゴミが分解され水に変化することを紹介する「プラントエリア」と、日本の伝統的なものづくりを紹介する「ファクトリーエリア」で構成される。ほかの2つのエリアの展示内容については、今後発表されるという。(黒川信雄)