宝機材、側溝補修の新工法 トンネル内作業を効率化

AI要約

宝機材が開発した新工法「トップシールド工法」は、トンネル内部の側溝補修を低コスト、短工期で行える革新的な方法だ。特許出願中で、初年度は10キロメートルの施工実績を目指す。

この工法は環境にも優しい面を持ち、管渠型側溝用残存型枠補修工法として注目を集めている。補修作業がスムーズに進み、施工効率が向上する。

宝機材は8月から「トップシールド工法」の受注を開始し、側溝補修市場での存在感を高めていく方針。施工実績を通じて新たな需要開拓に努める。

グレーチングメーカーの宝機材(本社=岐阜県瑞穂市、浅野寛榮社長)は、トンネル内部の両端に設置された側溝の劣化に伴う補修を低コスト、短工期で行え、環境にも優しい新工法として管渠型側溝用残存型枠補修工法「トップシールド工法」を開発し、8月から受注を開始した。特許も出願中で、初年度は10キロメートルの施工実績獲得を目指していく。