米9月住宅建設業者指数41に上昇、高金利で依然低水準=NAHB

AI要約

全米住宅建設業者協会(NAHB)が9月のNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数が前月比で小幅上昇し、4カ月ぶりに低下から脱した。

住宅建設業界では金利上昇が依然として課題となっており、建設コストの引き下げが重要視されている。

米連邦準備理事会(FRB)の利下げがあれば、住宅ローン金利や事業向け融資の金利が下がることが期待されている。

米9月住宅建設業者指数41に上昇、高金利で依然低水準=NAHB

[17日 ロイター] - 全米住宅建設業者協会(NAHB)が17日発表した9月のNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は41となり、8月の39から小幅上昇した。4カ月連続の低下から脱したが、金利上昇が引き続き住宅建設の足かせとなり、依然として低水準にとどまった。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は40だった。

NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディーツ氏は、米連邦準備理事会(FRB)が利下げすれば「住宅ローン金利に低下圧力がかかり、土地開発や住宅建設事業向け融資の金利も下がるだろう。住宅購入の難しさを克服するには建設コストの引き下げが重要だ」と述べた。