銅建値139万円 鉛36万3000円 亜鉛47万5000円

AI要約

日本の金属市況における最新動向を報じた記事。JX金属は銅価格を上昇させた一方、三菱マテリアルと三井金属は鉛と亜鉛価格を下落させた。

海外銅相場の反発と為替の円安ドル高により、銅価格が上昇。一方、鉛と亜鉛価格は現地指標と為替の影響を受けて下落。

市況の変動を踏まえ、各メーカーが価格改定を行い、9月の積み値が変更された。市場の今後の動向が注目される。

JX金属は2日、9月積み銅建値をトン2万円高の139万円に改定したと発表した。指標となる海外銅相場が反発し、為替も円安ドル高に振れたことを反映した。

三菱マテリアルは2日、9月積み鉛建値をトン3000円安の36万3000円に改定したと発表した。指標となった現地30日のLME鉛現物セツルメントは2026・5ドルと前回建値改定時から59・5ドル下落。2日の東京為替TTSは1ドル=147・24円で、前回建値改定時より1・38円の円安ドル高だった。

亜鉛

三井金属は2日、9月積み亜鉛建値をトン3000円安の47万5000円に改定したと発表した。指標となった現地30日のLME亜鉛現物セツルメントは2862ドル。前回建値改定時を20・5ドル上回ったが、終値は2840ドル台へと押し戻された。2日の東京為替TTSは1ドル=147・24円で、前回建値改定時より1・38円の円安ドル高だった。