カナダ小売売上高、6月は前月比0.3%減 7月は反転増の見通し

AI要約

カナダ統計局が発表した6月の小売売上高は前月比0.3%減少し、減少幅が縮小。高金利の影響が続き、消費者が裁量的購入を控えた。

自動車と部品の落ち込みが主因だが、パーソナルケア製品やスポーツ用品も影響。アナリスト予想を若干下回る。

速報値によると、7月は前月比0.6%増加する見通し。カナダ銀行は政策金利を引き下げて4.5%とした。

カナダ小売売上高、6月は前月比0.3%減 7月は反転増の見通し

Promit Mukherjee

[オタワ 23日 ロイター] - カナダ統計局が23日発表した6月の小売売上高(自動車、衣料、家具、食品、飲料などの国内販売含む)は前月比0.3%減少し、前月の0.8%から減少幅が縮小した。高金利の影響が続き、消費者が裁量的購入を控えた。

アナリスト予想は0.3%減、自動車と部品を除くと0.2%減だった。

6月の減少は自動車と部品の落ち込みが主因だが、パーソナルケア製品やスポーツ用品も数字を押し下げたという。

回答者の半数を調査する速報値によると、7月は前月比0.6%増加するとみられている。

カナダ銀行(BOE、中央銀行)は先月、政策金利を2会合連続で引き下げて4.5%とした。