FOMC議事要旨、「幾人か」の当局者は7月利下げの論拠を指摘

AI要約

米連邦公開市場委員会は7月30-31日の会合で利下げの妥当性について議論し、政策金利を据え置いたことが明らかになった。

一部の当局者は、最近のインフレ率や失業率の上昇を元に25ベーシスポイントの利下げが妥当であるとの見解を示した。

議事要旨によると、議論があったものの、政策金利の据え置きは全会一致で決定された。

FOMC議事要旨、「幾人か」の当局者は7月利下げの論拠を指摘

(ブルームバーグ): 米連邦公開市場委員会(FOMC)が7月30-31日に開いた会合では、幾人かの当局者が利下げの妥当な論拠があるとの認識を示した。同会合では主要政策金利の据え置きを全会一致で決定していた。8月21日に公表された議事要旨で明らかになった。

議事要旨では「最近のインフレでの進展と失業率の上昇は、同会合で政策金利を25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げる妥当な論拠を示したとの見解を幾人かは示した、もしくはそのような決定を支持しただろうとした」と記された。

原題:Fed Minutes Show Several Saw Case for Cutting Rates in July(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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